先日、宅建協会前橋支部主催の研修会に参加し、松本明子さんによる『実家じまい』についての講演を拝聴いたしました。
ご両親が亡くなってご自身が実家を相続し、売却に至るまでのお話を聞いて、”今住んでいないだけの家(いつか戻る予定の家)” が ”空き家” になってしまうまでの過程がよりリアルに想像できました。
『実家じまい』『売却』と言っても
両親が建てた家への思い入れや、「いつか地元に戻るかも」という漠然と想像する未来、実家がなくなることへの寂しさ 、、、
いろいろなものが入り混じってすぐには行動できないものなんだろうなぁと感じました。
もちろん今までも、売却相談に来られたお客様に「すぐに売りましょう!」なんて不要に急がせるようなことをお伝えしたことはないですが、
お客様それぞれが抱えているご事情やお気持ちをしっかりと汲み取りつつ、それでも放置して手遅れになってしまわぬよう、よりよいご提案をしていこうと思った次第です。