• 2022.12.28

    『住まいづくりのハテナ?』

    あっという間に年の暮れ。今年は群馬県の多くの地域でクリスマスイブに雪が降りましたね。さて、今回のコラムは”初めての住まいづくり”についてです。注文住宅に興味があるけど、何から始めていいかわからないという方も多いはず。『そろそろ家、欲しいかも。』と思ったらまず何をすればいいの…?そんなテーマでお話します♪

    「不動産会社」と「建築会社」、先に行くべきはどっち?


    ――寒くなりましたね~。


    佐藤:寒くなりました…。本当、あっという間に年末でビックリです!


    店長:年々、1年のスピードが早く感じる(笑)。今年もたくさんのお客様にお会いできて、忙しくさせていただきました!


    ――ありがたいですね。うちは、新築建売住宅、中古住宅、土地とさまざまな物件を取り扱っているので、お客様の物件探しも十人十色だと思うんですが、やっぱり注文住宅は人気ですよね?


    店長:うん、そうだね!やっぱり”夢のマイホーム=注文住宅の自由設計のイメージや憧れを持たれてらっしゃる方が多いよね。新築建売住宅か中古住宅かで悩まれていて、お話をお聞きするうちに「やっぱり一から建てたい」ってなる方もいらっしゃいます。


    佐藤:注文住宅を建てたい!と思った場合、「不動産会社」と「建築会社」ってどっちから先に行くのがいいんでしょう?


    店長:譲り受けたお土地があったり、実家の敷地に建てる予定だったり、絶対ここで建てたい!っていう土地が決まっているのであれば建築会社で良いかもしれないね。


    土地探しからする場合は、まずはじめに不動産会社に来てもらうのがいいと思います!旧群馬町地域や箕郷地域、北群馬郡でお探しの方はとくに。


    佐藤:なるほど。


    兼子:家を買うのってほとんどの方にとって”初めての経験”だと思うんですけど、土地のこと、建物のこと、お金のこと、他にも色々…わからないことがすごく多いだろうなって、自分が不動産業に携わっているからこそ感じますね。


    一同:(頷く)


    店長:家づくりってすごくワクワクするけど、一生で1番楽しいお買い物である反面、一生で1番高額なお買い物でもある。普通そんな経験無いから、当然不安な気持ちも同じくらいあると思うんだよね。


    ――でも人それぞれ住みたい場所も違えば、予算も違うじゃないですか?だから、人から聞いた手順が自分にも合っているとは限らないですよね。


    店長:その通り。家づくりに「これが正解」、はないです。でも失敗はできる限り避けたい!一人ひとりに合った失敗しない進め方があるからこそ、手探りで始めるより、経験豊富で信頼できるお店にきてもらうのが、手堅いマイホーム計画なんじゃないかな!と思います。

    餅は餅屋、土地探しは不動産会社へ!


    佐藤:土地探しといえば、よくハウスメーカーの営業さんから、ホームページに載ってる土地の資料が欲しいとお問い合わせいただくんですが。


    店長:うん、ハウスメーカーに行くと「土地も探しますよ」と言ってくれるんです。でもハウスメーカーさんの本業はあくまで建築なので、一般の方と同じようにポータルサイトや不動産会社のホームページを見て、その会社に問い合わせるっていう営業さんばかりなんじゃないかな。


    兼子:逆に、地域とのつながりが強い不動産会社は、地主さんや地場の同業(不動産会社)さんから物件を預かることも多いので、非公開物件や掘り出し物情報がありますよね。


    佐藤:ありますね!


    店長:正直、ポータルサイトやホームページに公開される前に決まってしまう物件もたくさんあって。そういう物件にタイミングよく出会うためにも、自分の探しているエリアに精通している不動産会社に「新着物件が出たら教えて!」とアピールして、コンスタントに連絡をとっておくのは大事ですよ!

    「土地探し」に「プランニング」…。あれもこれも、大変?


    ――マイホーム計画を進めるなかで「その土地じゃこの建物は建てられない」とか、「建物にそんなにお金かけたら土地の予算がない」とか、そういうことも起こり得ますよね。みなさん予算のバランスってどうやって決めているんでしょう?


    店長:住まいづくりの予算のなかには大きく「土地代」と「建物代」「諸費用」があって。当然予算上限は決まっているので、予算=土地+建物+諸費用と現実的にご希望が叶うよう、バランスよく予算組みされるべきなんです。


    兼子:でも実際は、住宅営業さんのセールストークで建物に予算をかけすぎてしまってご相談くださる方、そもそも変なバランスになってる事に気づいてない方、後悔されて最悪のケースになってからもりまるに来られた方(売却)もいらっしゃいますよね。


    店長:いますいます。だからこそ、もりまる不動産の場合は、お客様から「変えられないもの」「譲れない事」「叶えたい事」をしっっかりお聞きした上で、優先順位をつけて計画していくよ!お金の話は本当〜〜に大事だからね。


    ――建物に予算をかけすぎれば当然、格安の土地を探さなければいけなくなりますもんね。もしくは、オーバーローンや自己資金の追加、毎月カツカツの返済金額など、幸せなマイホーム生活自体に歪みが生まれる懸念もでてきちゃう…


    兼子:ちょっと怖い…。でもそうですよね!土地にも相場があるので、予算によっては希望エリアでの土地探しが難航しちゃう可能性大ですよね。


    佐藤:うんうん(頷く)


    店長:それともう一つ、そもそも木造住宅の減価償却期間は22年です。これは基本的に「大手〇〇〇工務店」だから、「有名△△△ハウス」だから、といって変わるもんじゃないです。


    ――なるほど。


    店長:とすると、家を建ててから35~40年返済の住宅ローン返済中に夫婦連帯債務にして、追加資金まで出して、、、って毎月背伸びして返済しても、中古住宅としての資産価値(査定額)は大半が土地の資産価値になります。


    兼子:先々のことを考えると、ネームバリューだけじゃなくて、ちゃんと「良い買い物」と思えるかどうかを、冷静に検討してみるのも大事ですね。


    佐藤:でも夢のマイホームですし、建物のこと考え始めたらやっぱり建物の予算が膨らんじゃいそう…


    ――だからこそ、予算のバランスを考えながら提案してくれたり、しっかり舵取りしてくれたりする人の存在が大事!


    兼子:それこそ、うちの事務所の横にはモデルハウスがあるので、土地探しをしながら同時に建築の相談にも乗れるのは強みですよね。


    店長:そうだね。あちこち行かずに済むというのももちろんだし、マイホーム計画は先々のことも考えて進められるのが一番だから、土地のこと、建物のこと、予算のこと、まるっと相談できる先があるのはすごく安心だと思う!


    皆さんが気に入った間取りやその資金計画を持って、ぜひ”セカンドオピニオン”のように、これから家づくりをする方にはもりまるを頼ってほしいですね。地域密着の規模感だからこそ、小回りもききますよ!何も決まってない状態でいいのでご相談も大歓迎です♪今後も住まいづくりに関するコラムをアップ予定!また次のコラムで会いましょう。良いお年を~!