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  • 2022.07.05

    登記って???

    こんにちは。水落です。



    最近、建物未登記や相続未登記など登記手続きが通常より多く関連した取引が何件かありました。

    こういった事例もあるよ!というお話しをする前に、そもそも「登記」という言葉も馴染みがないですよね。



    ご自身で会社を設立されたり、不動産を売買したり相続したり等の機会がないと、なかなか触れることのない言葉かもしれません。



    ◆登記とは…?

    登記とは、権利関係などを公に明らかにするために設けられた制度のことで、主なものは不動産登記と商業登記などがあります。

    不動産を購入するときに非常に関係が深い手続きになります。

    不動産登記とは、ひとつひとつの土地や建物ごとの所在・面積・所有者・担保の有無(抵当権)等の権利関係を公示することです。

    法的にその不動産の権利を主張することができ、安全かつ円滑な不動産取引を図るための手続きになります。

    逆を言えば、登記をしない(未登記)ということは法的に権利を主張することが難しくなるということです。

    登記をしないことで過料が処される場合もあります。(不動産登記法164条)



    土地や建物の「状況」や「権利関係」をその不動産を管轄する法務局(支局、出張所)で登記申請します。



    登記に必要な書類作成や手続きは自分で行うこともできなくもないのかもしれませんが、司法書士に代行してもらうケースがほとんどです。※間違いがあったら大変!!!!


    不動産のプロが仲介に入った取引では、事前に調査等が行われますので全く問題は無いですが、

    一般の方同士のお取引や、近隣の方との口約束、昔一族所有だった土地の貸借、畑の交換など

    売却時や相続時にだいぶ困られるかと思います・・。


    何かお困り事があればお気軽にお問い合わせください。

    つづく~